
エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと
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焦っても良いことは一つもありません。多くの人がそう思ってはいるものの・・・。なかなか難しいものです。
焦っている状態を分類する
焦っている人というのは周りにも影響を与えます。まずは「焦っている状態」を整理してみようと思います。
焦っていると言っても、全部が一括りではありません。人によって「自覚のあるなし」と「態度に出ているかどうか」で、わたしは4つのタイプに分類できると思ってる。
焦り自覚 | 焦り無自覚 | |
---|---|---|
バタバタしてる | ②普通 | ①😭情緒不安定 |
冷静沈着そう | ③🎭紳士淑女 | ④😊天然 |
①【情緒不安定タイプ】:焦りに気づいていない × バタバタしている
自分が「焦っている」と言うことに無自覚である人は、思った以上に多いです。20%はいると思います。かなり周りに焦りとイラダチ、不安をばら撒く情緒不安定な人です。
本人はまったく気づいていないけれど、周囲から見ると明らかに焦ってる。動きも言動も不安定。ちょっとしたことにもイライラしてしまいがち。職場では「空気が悪くなる元」になることも。
こういう人には、「まだ慌てるような時間じゃないよ」と優しく声をかけましょう。またあまりに未熟で成長に時間がかかりそうなら、いったんチームから外しましょう。
②【普通の人タイプ】:焦りを自覚している × バタバタしている
「自分、今ちょっと焦ってるな」と気づいていて、でも冷静にはなりきれないタイプ。たとえば納期が近い時や、想定外のトラブルに直面しているときなど、誰でも一度は経験があるんじゃないかな。
このタイプは、焦りを認識できている分だけマシ。深呼吸をして「いったん整理しよう」と立ち止まることで、状況を持ち直すことができる人たち。
③【紳士・淑女タイプ】:焦りを自覚している × 冷静沈着に見える
内心は焦っている。でも、顔には出さない。声も落ち着いていて、立ち居振る舞いもいつも通り。修羅場をくぐり抜けてきてこの境地まで来たのよね。このタイプの人は、一見理想的なチームメンバーに見えるんだけど。
ポーカーフェイスを維持するためにはかなりのストレスを抱えている可能性があります。そういう意味では我慢の限界を迎えれれば、爆発します。
無理にポーカーフェイスを貫かず「ヤバイヤバイ」と適度に弱音をこぼして皆で共感しあった方が、お互い安心できます。
④【天然タイプ】:焦りに気づいていない × 冷静沈着に見える
このタイプは本当にレア。何があってもニコニコ。自分が焦っているという感覚さえ持っていない。
「なんとかなるでしょ」とおおらかに構えている。だからこそ、周囲も「この人があんなに落ち着いてるなら大丈夫かも」と安心することが多いの。
しかし油断は禁物。リーダーが天然タイプの場合、実は全体がとんでもない方向に進んでいたり、全く進捗してなかったり、なんてことにも誰も気づいていない!なんていう地獄も。
のんびしておおらか人柄であるのと、仕事を完了させる実務能力があるかどうか?そこには何の因果関係も無いからなんだよね。焦らないからと言っていいリーダーとは限らないのは難しいところですね。
神経症でいつもピリピリ当たり散らすようなリーダーが、仕事で成果を出すことも多いのはそういう訳です。まあ、成果なんていらないから、イライラするリーダーの下で働きたく無いけどね。(ズコーッ!)