
エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと
キャノンのEOS X7(2013年)という10年前のエントリー機でパシャパシャ写真とってます。
まず愛用のコンデジくんが壊れてしまったから。
しかもこれまでも、
カメラはカメラマンに撮ってもらうもの、
時々誰もいないときに自分で撮るもの、
という程度の認識だったので、これまでカメラはいつもレンタルだったし、
自分で使うものはなるべく民生機の簡単なもの、プロ用は使わない。
なぜなら設定からよく分からなくなって、現場で焦るので。
結構不器用ですぐ慌てるので。
フルサイズってどういうこと?
だから今のキャノンEOSx7は、
私にとってコンデジからのステップアップとして
大変合ってるのかもしれない、と感謝しています。
そしてこのキャノンも借り物です。ありがとうございます。
このEOSx7はAPS-Cサイズなんですが、
2024年現在のデジカメ界は、フルサイズの時代らしいです。
ミラーレスすらフルサイズ。
そんな時代にAPS-Cのカメラってどうなの?と。
軽くてすごくいいです。
しかし、APS-Cとフルサイズ、本質的にどういうことか分かってませんでした。
カメラやったこと無い人はみんなそうだと思います。
それについて、自分で撮ってやっと体感として意味がわかりましたので
お伝えします。
つまりセンサーが小さくて解像度が低いんじゃないの?
フルサイズ、35mmセンサー、というを基準に考えます。
フルのサイズなんで、これを基準に考えると
APS-Cは、そのフルに対して2/3、66%サイズ、といえます。
センサーが66%サイズで小さい、んです。それは分かってたんです。
しかし
センサーが小さいとどうなるの?って事なんですが、
解像度が低いってことじゃないの?と思ってたんです。
でもそうしたら高密度にすれば同じか?
つまりセンサーが小さいってどういうことなんだろうな〜?
と思いながら使ってたのです。
こないだ撒き餌レンズと呼ばれるキャノンの格安だけど高性能レンズを2万円で買ったんです。

これに付け替えて写真をとってきてやっと意味がわかりました。
センサーが2/3だと映る世界も2/3
フルサイズにもつけられて、APS-Cにもつけられる同じレンズをつけた時に、
APS-C で撮った写真は、
映ってるはずの世界が 2/3になり、1/3たりないのです。
それってどういうこと?
って事なんですが、カメラを覗いたら気持ち的にはすでにズームされてる、ってことです。
なので、覗くと
「近い!!」と圧迫されるということです。
この目の前のクマちゃんが、
人間の視野で見えてるよりもカメラを覗くと近いのです。

つまり望遠、ズームされて切り取られているということです。
なので、フルサイズに50mmをつけた場合は、人間の視野と同じくらいのズーム具合であったハズなのに、
APS-Cで覗くと、1.5倍ズームしたような状態になってるので
「あ、一歩さがって撮らないとだめだ」となるわけです。
撒き餌レンズはフルサイズ用なので、ズームされちゃってるようなもんなので、被写体に近づけない
撒き餌レンズはフルサイズのカメラを買ってほしいというニーズもあるので、
APS-Cにつけると、1.5倍ズームしちゃってるように感じるので
迫力はあるけど、やっぱりちょっと使いにくいのです。
なので、フルサイズカメラ欲しいな、と思うわけです。
でも、それもいいんですがとりあえずAPS-Cを使い倒したい、軽いカメラで自分の熟練度をあげたいのでレンズを買い換えました。
SIGMA シグマ Canon EF-Sマウント レンズ 30mm F1.4 DC HSM 単焦点 標準 APS-C
1.5倍ズームされてても、50mmくらいになることを、35mm換算という。
この換算の意味、分かってるつもりだけど、全然わかってなくて
自分でレンズを買い換えてやっと分かりました。
自分の目で目視しているのと、
同じくらいの自然なズームで撮れるようになりました。

これにより、被写体にも物理的に近づくことが出来てうれしいです。
やっぱり近くで撮影したいですしね。
「じゃ撮影しますねー」と言って後に下がっていくのはちょっと寂しいですよ。
ポートレートは近づいて撮ってほしいじゃないですか。
と言うことで、今後はこのシグマ30mm F1.4 DC HSMちゃんを活用していきたいと思います。