動画制作のコツは撮影が9割

エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと

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動画制作の仕事も手伝わせてもらって長いです。

本格的なスタジオ撮影、大規模ロケから、

私一人で行って、なんなら出演も私のYouTubeまでいろんなものを作っています。

私はお客さんを巻き込んで、

自分で作らせる、のが好きです。

というか、それが一番面白いです。

自分で出る、自分で録る、自分で編集する、それが一番楽しいでしょう。

でも現実的な時間や技術の問題で、どこかアウトソースしてもいいと思います。

自分達でつくる動画制作において、アニメーションを除いた実写映像制作で、

一番大切なことを1つあげるとしたら撮影です。

あとからは撮影できない

ものすごい当たり前な事ですが、

その瞬間が後から必要になっても、

もう一度撮影することは絶対に出来ません。

たとえ、スタジオや屋内での簡単なものであったとしても

その当日の空気をもう一度再現することは不可能な訳です。

出演者、場所、環境、空気感、偶然、いろんなものは再現不可能です。

なので、動画をつくるために最も必要なものは撮影です。

企画を考える、何を撮影するか考える「プリプロダクション」から始まり、

撮影の本番である「プロダクション」

その後、編集や音響などの「ポストプロダクション」と続きます。

その名前からもわかるように「プロダクション」が中心なのです。

つまり、撮影です。

初心者の撮影のコツ 長め・多めに撮る

細かい映像は使いにくいのです。

ショート動画用に、1秒の一瞬の映像が必要だとしても

最低5秒、できれば10秒撮影しましょう。

どこで面白いことが起こるかわからないし、必要な秒数をどこから切り取るか、

撮影時にはわからないからです。

もう一つは多めに撮影するです。

現場の時間は刻一刻と過ぎていきます。

場所代、キャスト代、いろんな費用がかかって焦ります。

それでも、必要なカットは絶対に撮影しましょう。

後から撮ることはできないからです。

そして「あ〜、こんなカットがあればな〜」と編集で嘆いてもあとの祭りです。

たとえ、現場にちょっとストレスな空気が流れたとしても、

必要なカット+アルファを必ず、撮影しましょう。

その場の空気を読まず、

面の皮厚く

カメラを回すのも、大事な仕事です。

手ぶれに気をつける、あんまりカメラは動かさない

もちろん、いろんなテクニック、演出あります。

でも難しいじゃないですか。

そんなにいろいろできないですよ。

とりたい映像をど真ん中において、最低限しか動かさず、また上下の手ぶれをやめる。

これだけです。

まずはこれだけやればいいのかなと。

カメラを上下に動かすと途端に、船酔いをおこすような気持ち悪い映像になります。

動かすなら左右です。

それもゆっくり、じわーっとしか動かせません。

それならばもう1カットの最中はカメラ固定でいいんだと思います。

下手に動かして気持ち悪くなるなら、

動かさない方が潔いです。

撮った人が自分で編集する

結局は、現場でどういう意図があって、

その映像を撮影したか、当日の撮影の流れを把握してないと

カットの順番から何から

編集マンは全然わかりません。

読み解くのに、撮影と同じだけ時間がかかってしまいます。

それはかなり非効率です。

なので、撮影した本人が編集する、編集に立ち会うがマストです。

自分でとって自分で編集する、がベストなのは言うまでもありません。

そうすると、わかりやすい映像が制作できます。

もちろん、編集に演出を入れて、見栄えのする映像にしたい、

とかいろいろ出てきますが、基本は撮った映像を並び替えて

伝わるものが出来るか、ということが基本なのです。

素材の良さを味わう映像をまずはつくりましょう。