モテる目的を考える|モテるマーティング#2

エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと

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モテるってどういうこと?

 ここではモテるとは、異性・同性から好意を寄せられることです。モテる・好意を寄せられる、にもグラデーションがあります。

  1. SNSをフォローして応援したい 推しレベル
  2. 知りあいたい、話してみたい、という興味関心レベル
  3. 友達になりたい、恋愛対象として見てほしい という友達・恋愛レベル
  4. 仕事のパートナーになってほしい、結婚して家族になってほしい という結婚・パートナーレベル

順にステップアップしていくものですが、いきなりすっ飛ばして4の人もいるでしょう。一目惚れというやつです。

「モテる」が恐怖に変わるのは、こちらは1と思っていたのに、相手は4を思っていたというミスマッチが起きるからです。

モテる側がどう構えているか?が肝要です。1の関係でお金だけ巻き上げよう、みたいなことが透けて見えるからよく無いんですよ。

 相手を夢中にさせればさせるほど、モテる側にも責任が発生するわけです。

モテてどうするのか?

 モテる、ということがなんともコントロールが難しいのは、自分の行動では無いからです。

 相手の感情が動いて、行動に変わる、その変容をモテると言うことなのです。相手に起こった現象によって、自分に及ぼす影響のことを「モテる」というからです。

 だから「自分は何もしてないのに」無意識にモテてしまう、という困ったことも起きてしまうわけです。

でも多くの人は、多少なりともモテたいと考えています。そこにはモテている(好意を抱かれている)とメリットがあるわけです。

 レベル1 の推しの人だけ集めて、お布施を集めたいというのがアイドル、インフルエンサービジネスです。このビジネスレベルでモテたい、と思っている人はたくさんいるでしょう。承認欲求もさることながら、これはほとんど仕事です。マーケティング手法でしかありません。

 だけれど、商品ではなく、自分の生身の身体・感情が伴うので、自分にも相手にも関係性の歪みが表れることがあります。熱狂的なファンとタレントのトラブルというのは、いつの時代も話題に事欠きません。

 人間受けとるだけ、というのは無理なのです。受け取り、受け入れたら明け渡すものも必要、ファンからだけ搾取するということは無理で、自分もファンに何らかの身を捧げいて、犠牲者となっている。なので、偶像(アイドル)と呼ばれるわけです。