3月5日啓蟄までくれば、みんなが春になる。だから誘いが増える<やる気と季節の関係(春)#6>

エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと

仕事のマニュアル「ホームページもブログも自分でやる」新発売💖

啓蟄は毎年3月5日頃~3月20日頃の期間を差し、二十四節気の3番目である。

そもそもの二十四節気における「春」をまとめておくと

立春(りっしゅん) 2月3日頃

雨水(うすい) 2月20日頃

啓蟄(けいちつ) 3月5日頃

春分(しゅんぶん) 3月20日(宇宙元旦・詳細は次の章で。)

清明(せいめい) 4月5日頃

穀雨(こくう) 4月20日頃

6つとなる。6つの節気を四季に掛け合わせて合計二十四節気である。

啓蟄は三個目、春の折り返しに到達する。

ようやくみんなが穴から出てくる

啓蟄(けいちつ)

啓はひらく、蟄は隠れる。虫は冬の間、穴に隠れている。それが気温と湿度の上昇につられて巣穴を開いて出てくる季節である。

寒かった冬は穴にこもっていたけれど「あれ?もしかして外もうあったかいの?」みたいな感じでひょっこり顔を出す。それが啓蟄です。

乱れきったセンサー?

季節を感じられますか?

自然に近い暮らしをしているほど、

季節流れの影響を早く感じ取れます。

はやければ2月3日の立春から自然の変化を受け入れ始める。

ところが

日頃からスマホや仕事、

糖質や酒たばこなどの薬物、

マッチングアプリ中毒やポルノ中毒など、

過度のストレスに晒されていると、

自分センサーがおかしくなる。つまり自律神経の乱れである。

自律神経が乱れていると

季節を感じるのが遅くなる。

しかし、

センサーが乱れきった状態の人でも

さすがに春を感じるのがこの「啓蟄」なのである。

だからこそ「やっかい」なのだが。

急に「春になった!」焦って浮き足出す。デートの誘いが増える?

自律神経の乱高下、これが春ダルの正体である。

しかしもともと不調な人は啓蟄近辺で

急に春になったと感じるので

なんの準備体操もない状態で突然、春の気分が急上昇する。

自律神経も乱れているので、焦りや不安も急上昇である。

急に人恋しくなり、「早くなんとかしなきゃ!誰かと会わなきゃ!」と焦りまくるのである。

これからくる出会いの季節4月を前に、

気持ちが落ち着かないのである。

なのでこの時期になると

「お久しぶりです。お元気にされてますか?よければランチかお茶でもご一緒しませんか?」

「たまには軽く飲みにでも連れてってくれませんか?」

と急に連絡が来たりするのである。

この季節の「からくり」を理解してないと

「この人、ずっと放置してて、何を今更?」と怒ってしまうのだけれど、

そうじゃないのである。

季節の性なのである。

そんな誘いにもつっけんどんせずに、

やさしくお断りしよう。

私はなんてだめな人間なんだ!と急に思う

春のめんどくさいポイントは、

急上昇と急降下をくり返すことである。

誰かに勇気を出して誘ったのに。

「ごめんなさい。その日もその日もその日もどの日も、全部予定があって、難しそうです。」

と断られてたりすると

私はなんてダメな人間なんだ、

嫌われている、必要とされてない人間なんだ!

と思ってしまうのである。

でもよくよく考えてほしいが

3月の年度末、

4月から子どもの新学期、

自分も新年度だったり、

新入社員の受け入れ準備、

親しい人達との花見、

いろいろやることが有り、

春から取り組みたい新しいプロジェクトもあるでしょう。

春は忙しくて、

久しぶりの人と親睦を深めるにはふさわしくない時期なのである。

そして、脳内のホルモンバランスの性なのである。

焦って誘わない、断られても気にしない、春こそリラックスして

のんびり散歩でもして、陽に当たり、春に身体をなれさせるのが肝要である。

やる気をすべて奪ってしまう、お酒の飲み過ぎに注意。

啓蟄のあたりからお花見シーズンも始まる。

ただでさえ自律神経が乱れているのに、

暴飲暴食、さらにはアルコールで酔っ払って馬鹿騒ぎしていると救いがない。

春の訪れを喜び開放的になっている。

トラブルも増える。

春こそ小食にお酒は控えてみてくださいね。

やる気と季節の関係