卒業おめでとう。さっそく今日から師匠の成分を薄めよう

エンタメマーケッター22年目、経営者12年目、ゆみです。→ゆみのこと

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 「卒」と言うことは「とうとう終わる」という意味があります。

 そこから卒業、学業や修行の日々がとうとう終わるということを意味していいます。

 一定の学びを経て、次へ進んでいこう。それが卒業です。仕事仲間がとうとう、大学を(私と同じ6年かけて)卒業するということで心からおめでとう。卒業式の時に母親がくっ付いてきたな〜という思い出話で盛り上がりました。私が本当に卒業できてるのかのチェックも含んでいたのでしょう。親はいくつになっても子どもが心配なものです。

卒業の春、自分でオールを漕ぎなさい

 卒業の春、異動の春です。新しい春、新学期・新年度を迎えるあたって、長年教わってきた恩師や師匠との別れ、卒業の時期でもあります。楽しかった学びの日々とはいえ、いつまでも学生のままではいられないのです。

 いつかは自分で社会に出て行かねばなりません。というよりもそこからが面白いところです。

 これまでは先生が安全を気にして見てくれてるプールの中や、海練習だとしても堤防の内側でボートを漕いで練習していただけだから。

 これからは自分で大海原に航海に出かけるのです。しかし、圧倒的にそれが面白いのです。自分で考え、自分でオールを漕ぐこと、自分の責任で行動することは、何物にも代えがたい喜びがあります。(同時に苦労もね!)

 だから師匠もまた「自分で漕いで出なさい」と突き放す訳です。絶対にそれのが面白いからです。

社会に出たらあなたも同じ社会人、甘える甘えられる関係ではない

 教師だった私も、生徒だったあなたも社会に出れば同じになります。同じ社会を生きる仲間です。

 年長者への敬意や礼節は必要ですが、同じように自立した一人の人間です。対等な立場で仕事をすすめていくプロジェクトメンバーになります。

 恩師に甘えることはもう出来ないのです。

 それどころか、あとから付いてくる後輩達に自分がだんだんと甘えられる関係になっていくでしょう。あなたもすぐに誰かの師匠になっていくのです。そうして後世を育てていくことになります。それが人間の成長というものでしょう。

卒業とは一区切りやった証拠、だから自信をもっていい

 一区切りやれてなかったら、私が6年大学に通ったのと同じように、卒業できないのです。

 卒業証書をもらえたと言うことは、修行は一段落したということです。自信を持って良いのです。十分教わった、免許皆伝です。

 ここからは自分の道を行けばいいのです。

卒業したら、師匠の成分を薄くして忘れていく

 ずっと習ってきたのだから残ってしまって仕方ないのです。新しいことを学び、自分で挑戦し、上書きしていく。師匠に習ったことをアップデートしていき、自分流にしていくのです。そして師匠の成分を薄くしていくのです。自分流をつくっていくのです。

 もっと自由に、自分の好きなようにやって、飛び立ってほしいと心から思っているのです。

 卒業おめでとうございます!